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 2回目の挑戦 <センチュリーライド2006>
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私の人生のセカンドステージにおける
象徴的とも言えるイベント「ホノルルセンチュリーライド」。
昨年に引き続き今回で2度目となる
自転車160キロのファンライドに参加してきました。

以前、この「2nd ステージ」のコーナー
(すいません。1年ほどフリーズ状態で放置していました・・・)で
お話していたかと思うのですが、
この160キロという果てしなく長い距離を自転車で走破するという挑戦は
私にとって未知の領域だった訳です。

センチュリイーライド レース途中

初めて挑戦した昨年などは、スポーツといえば高校を卒業して以来、
それこそ水泳以外のことをした経験が皆無に等しく
「まさか自分が自転車を。しかも本格的なロードレーサーで・・・。
160キロって一体・・・?」
検討もつかない距離に、不安がばかりが先行する心境でした。

しかし、この1年でずいぶんと現実的なものに感じられるようになったのです。
劇的な変化、進歩だと思います。

「マッスルミュージカル」
今年の春公演から参加することになったのですが、
この舞台に立てたことが大きな変化をもたらしてくれたのだと思います。

ミュージカルでは
自分の専門分野である水の中の動き(シンクロという競技的な動き)は
もちろんんこと、出演者は全員、それが専門外の動きであっても
舞台上を走り回って、飛んで跳ねて、踊って、舞台を踏み鳴らして、
全ての筋肉を使って音楽やメッセージを表現すべくトレーニングを積みます。
それはそれは、かなりの運動量です。

「できない」で終わるのが嫌いな性分な私は、
初めてするようなアクロバティックな動きも、
下手ながらもとにかくなんとか「できた」という
最低ラインまでは挑戦し続けようと心に決めました。
ムキになったり、必死になることって、
なかなかいいものだなと改めて思ってみたり。

そのお陰で、陸上での体力が格段につきました。
実感があるんです。
何時間立っていても、階段の上りでも、長い距離を歩くのも、
全てが楽に感じられるようになりました。

そして身体つきも変わりました。自分でもしっかりと確認できるほど変わりました。
面白いと思います。
人間はどんどん環境に適応していける生き物なんですよね。

今年のセンチュリーライドは、陸上における体力面での不安はもう消えていました。
ただ丸1年、1度も自転車に乗っていなかったので
テクニカル部分の心配がありました。
ビンディングというペダルと靴が一体化する金具があるのですが、
その装着や外し方などをマスターすると
坂道が飛躍的にラクになるという指導を頂いたのもあり、
どうしてもそれをつけたかったのです。
マスターできるまでの練習期間が取れず、
結局現地に行ってからの勝負。

一度昨年160キロを走った記憶は伊達じゃなかったです。
到着してすぐに練習スタート。
ビンディングの使い方には慣れないまでも、
単純に走ることやギアチェンジのタイミング、ハンドル操作の安定感が
ある程度ベースとして残ってくれていたので実にスムーズにできたのがなによりでした。

さらに私を助けてくれたのが、「自転車」そのもの。
今年も片山右京さんの自転車をお借りさせて頂いたのですが、
これが素晴らしい性能で。
本当にすごく軽いのです。なんと総重量が7kgしかないのです。
この7という数字は自転車では驚くべき数字なのだそうです。

練習中、何度かコケましたが、
自信がついた私は満を持して当日を迎えました。

最高に楽しい160キロでした。
途中何度も上り下りを繰り返し、
心身共にもちろん凄まじい疲労感でしたが、
完走した瞬間の爽快感はやはり格別でした。

センチュリーライド フィニッシュ

タイムも昨年を大きく上回りました。
ゴール後の疲労度も全然軽く、まだ余力があったかな?と思えるほど元気でした。

センチュリーライド 笑顔

選手を離れて思うこと。
スポーツは続けるべき。
スポーツを通じて私は生きてる実感、ありありです(笑)。

たくさんの参加者の皆さんに声を掛けて頂きました。
スポーツを共に楽しんで、励んで、という一体感がなければ
普段見知らぬ人に声なんか掛けづらいものだと思います。
素敵なことだと思いました。

私のセカンドステージはこうしてこのように進んでいるようです。
これからも一歩一歩歩いていきたいと思います。


センチュリーライド ピラティス

ピラティス体験レッスン風景 @ホノルル


センチュリーライド ピラティス

ピラティス体験レッスン風景 @ホノルル



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