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第5回
 DVD「PILATES LIFE」 発売!
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いよいよDVDが発売になりました。
なんのDVDかって
ピラティスです。

武田美保DVD撮影01

このお話を頂いてから今回の発売に至るまでには
・・・思い起こせば色々なことがあったなぁ・・・(思いを馳せる遠い目の私)。
と言うと、私が大変だったみたいに聞こえる?
全然その逆。
大変だったのは私じゃなく、DVD制作に携わって下さった皆さんだ。

打ち合わせの時に私が話した内容を
一言一句洩らすことなくしっかりとまとめあげて、
(私の話ってあんまりまとまってないのに、ですよ。感覚でものを話すもんで。)
その情報から、必要なものを調べて確認をとるべきものをぬかりなく準備され、
当日撮影に行った時には全てが整った状態。

「こんなに手間暇かかることをこの短期間で準備して下さってるなんて!」と
そのお仕事ぶりには感動を覚えた。

これほどのお膳立てにもかかわらず、
私と言えばエクササイズの説明をする言葉の滑舌が悪過ぎて(悲)。
台本を読んでいるのに噛むし、時間はかかるし、
目は泳ぐし、動きは強張るし、のまったくひどい有様。

イントネーションが苦しかった。あー苦しかった。
身体の部位を表す言葉、例えば「おしり」とか「あたま」とかが
関西弁だと言葉を音階みたいに発するところを
標準語では語尾を上げる感じでイントネーションをつけるでしょ。

私にとってはこれを直すのが難関だった。
言えたっ!と思ったら次の言葉を間違える、とか。
何度も、私は「うあーっ!」とか「はああ。」って感じになった。
あ〜、って言いたいのは現場に立ち会われたスタッフの方なのにね。

映像確認の際にモニターに映るあまりにも不自然な自分の言葉
とおどおどした表情を見て 愕然としてしまった。
「ひどいっ。」

恥ずかしくてそれ以上画面が見られなかった。

これがDVD制作の前にスタートした
テレビ朝日さんの「ピラティスライフ」という番組撮りの出来事。


救いようのない状態であったはずなのに、 スタートした番組は
プロの方のテクニックによって素晴らしい仕上がりになっていた。

この経緯を経てDVD制作に入る。
撮影はグアムで。

武田美保DVD撮影02

以前の日記で「日焼け」について書いていたかと思うが、
その時がこの撮影だった。

スタッフの方々の準備や技術は前回同様ばっちりおっけー。
後は自分だけだ。
「同じ結果にはならへんで。」と自分に誓って撮影に入った。

結果・・・。
んー。前よりましではあったと思う。
けど、自分の中の「出来た加減」は基準値を満たしてない。
「関西弁でいいですよ。 武田さんらしさが出るのが一番いいことですから。」
と言って頂いてるのに、不自然さは抜けずだった。

映像は、日の光が美しく、風景も芝生の緑と空の青が鮮やかで申し分ない。
私の敵は、引き続き言葉の問題と新たには眉間のしわ。
あまりにも眩しくて眉間がゴルゴ13ばりに険しくなるし、
目を無理矢理開けようとするとおでこに3本線が入るし、
我慢できなくて目を細めてしまうと人相悪いし。

なかなかはかどらない撮影。
でもスタッフの方は最後まで全然イヤそうな顔を見せずに
楽しく明るく私に接して下さった。

武田美保DVD撮影03

帰国後、映像の確認をしたら
やはり自然の中では当然のことだけど
武田美保DVD撮影04太陽が雲に隠れて日が陰ったりした部分で再調整が
必要になったってオチもアリ(内緒!)
美しい太陽の光りをたっぷり浴びた撮影は
とても気持ちがよかったんですが、部分的に雲の下に
入った時の自分の姿には思わず絶句。
太陽よりも雲のカゲよりびっくりした。
……私の顔の黒さってば、すごすぎ。
これはある種見モノだった(笑)。

これによって、
色が特に気になるエクササイズの説明部分を
もう1度、国内で取り直すことが決まった。

当然、労力とお金もタダではない。
なのにスタッフの方々は
「やりましょう。いいものにしましょう。」
と言って、またすぐに準備にとりかかって下さった。

「いいものにしましょうっ」だって。嬉しいよー。
妥協しない姿勢に
私は泣きそうになるぐらい感激した。

3度目の説明部分の撮影。
上手くなってなきゃ嘘だ・・・。

武田美保DVD撮影05

数日後、編集がほぼ完了に近い状態の画像を見せてもらった。
上手い下手は別として、
私はしっかり自分の画像を見つめられた。
この表現でわかってもらえると思う。

色んな人の色んな思いの詰まったDVDが世に送られるのだと思うと
感慨深い気持ちになった。


選手を引退してから始めたピラティス。
たった1年ちょっと前のお話だけど、「ピラティス」というエクササイズの認知度は
現在とはえらい差だった記憶がある。

私が実際その名前を初めて耳にしたのが、さかのぼること3年前のオフシーズン。
詳しく言うと、2003年の世界水泳バルセロナ大会の後になる。

シンクロ好きの方はご存知だとは思うが、この大会で私はパートナーの立花さんと
「風とバイオリン」という今までの2人にはない
曲線でとぎれない動きのプログラムに取り組んで、
その振り付けをして下さったのが、
外国人の振り付け師でフランスの元シンクロチャンピオン(♂)。

この方からピラティスの有効性を紹介して頂いたのだ。

シンクロという競技選手の割に身体に柔軟性がなかった私。
この情報は朗報だった。

でも、この直後からアテネに向けての選考会や合宿が始動し、
時間を個人的に取るのは難しかった。

引退してほどなく
ラスベガスに短期留学してネバダ州立大学発効の
ピラティスインストラクター資格を取得することに。

選手であった頃に重要視していた中心軸。
この感覚はピラティスと共通していてとても興味深かった。

ピラティスで鍛えるのは身体の奥のコアと呼ばれる筋肉。
(人間の体を支える上で重要な
背骨や骨盤といった真ん中にある部分に一番近い筋肉のこと。)
深い呼吸を用いて、骨格を意識しながらゆっくりと動かすことによって
日常生活の癖などが原因による身体の歪みを
本来あるべき正常な位置に戻してくれる効果があり、
かつ柔軟性のあるしなやかな筋肉が得られ、
怪我は減るし、代謝は良くなるし、
あらゆる運動において大切な中心軸を
よりクリアな感覚として意識できるようになる。
一体、一石何鳥なん?なエクササイズだ。

実感としては、選手のときより本当に身体が柔らかくなったし(特に背中)
シンクロの練習時間が取れなくても、中心軸がしっかりと感じられるので
短時間で回転軸(スピンとかシンクロの技の)が取り戻せるのが嬉しい。

あっ、知らない方もいらっしゃるはず。
私、選手は引退しましたが、 シンクロは続けてます。

ショーがしたくて今、自己表現についての見聞を広げる活動をしているのです。
その中で自分のスキルアップのために出会ったピラティスが
タイミング的に社会の需要と合致し
また「いいことは知らせたい」質の私にはうってつけの今回のDVDのお話。

関係者各位の皆様におかれましては
心よりお礼申し上げます。

そして、これを読んで下さっている皆様に。

上記のとおりピラティスは健康のために、また美容のために、
はたまた美しい身体作りのために非常に有効的なエクササイズです。
女性ばかりではなく男性にももちろん。
今回のDVDは、初心者の方でも家で気軽にできて
見ながら一緒にメニューを進めていけるプログラムの作りになっていますので
是非おすすめしたいと思います。

営業トークっぽいの苦手なんですが、「いいものはいいと」。
こういう訳です。

3月には書籍の方でも発売されるので
(これまたいい感じに進んでますねん。ふふふ。)

こちらも宜しくお願いします。
ピラティスしましょおー。
ピラティスのイベントも勢力的にやっていきたいと思っていますので、
ご興味のある方はホント、一度お会いしましょう!



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